Bijyuアンバサダー中村美日子

No.15 なんかいい、なんか悪いを感じた時

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こんばんは!

 

Bijyuアンバサダーの中村美日子です。

 

 

今日は暖かい日でしたが、こうした日はなぜか不思議と私は調子がいいです!

気分がとても上がります。

 

特に理由はないのに、寒い雨の日などに比べるとはるかにいい。

 

また逆も然りで、

「なんかダメな感じがする」という感覚が襲います。

 

 

人生、一度がくんと落ちたことがある人は、

きっとこの「なんかダメな感じがする」

というのがわかるのではないかな?と。

 

全体を見渡すと、何も問題はない。

 

特に失敗もない。

 

でも、ふと「なんかダメ感じが襲う」ということ。

 

 

これについて今日は書きます

 

心理学で、古典的条件付けというものがあります。

これはケーキと課題クリアを一緒に提示すると、

課題をクリアするとケーキがもらえる!

ということで、ケーキを見るたびに頑張れるようになったり、

課題を頑張る時いつもケーキを連想したりするというもの。

 

パブロフの犬

 

で検索するとすぐにわかります。

 

こうした心理的現象があります。

 

レモンを見ると、唾液が出るのも同じです。

レモンがすっぱく、唾液が出たという経験から、

レモンを食べていなくても、唾液が出てしまうのです。

 

 

こうした条件付けについて理解した上で、

この「なんかダメ」を見ていく。

 

すると、

それが襲った時、

それは大抵、

ふと何とも言えない空気の感覚が原因です。

 

 

そのなんとも言えない季節の匂い、

光の感覚によって、

「なんかダメ」を感じているのです。

 

逆もしかり、

「なんかいい!」これも空気感です。

 

それに気づけたのはこんなことを知った時でした。

 

 

麻薬の常習者の方の再犯防止に関する論文。

 

どうして何度も繰り返すのか?

 

それは、あの快感を得たいということよりも、

ふとペットボトルの水や、

小麦粉や片栗粉

おもちゃの注射、

その麻薬を行った季節の風、

情景に似た場所、

音、

 

こんなもので、快感とリンクするそうです。

 

そうして再犯してしまう。

 

だから、何とリンクしていて、その「フィーリング」が来ているのかはわからないのです。

 

でも、その「なんかダメ」が来た時、

それは実は放っておくと消えるものです。

 

マインドフルネスで何度も書いているように、

感覚や感情って移ろい変化するもの。

 

黙っていると、変わります。

 

ところが、普通はそんな嫌な感覚を消したい。

 

そして、その感覚のせいで

何か大きな失敗をしたように感じることがあります。

 

別に何も失敗してないのに。

人生がうまくいってない感じがしてくる。

でも、本当は特にそんな根拠もないのに。

 

だから、その「ダメな感じがしたら」

「気のせいだよ、空気の匂い、そして消えるから」

と言ってあげること。

 

たかが、大したことない条件付けに合い、

そんなことが起こっていることを知っているだけでも違います。

 

 

その条件付けってどこから来たかって?

解明はできないけれど、

想像するに多分、

小さいころの本当に些細などうでもいい勘違いから来ている。

 

その時の空が曇っていたら、きっと曇っている日は、

その感覚を思い出して、

「あれ、なんかダメ」になるだろう。

 

 

その「なんかだめ」は、全然本当はダメじゃない、

 

そう覚えておくだけで違うと思います。

 

 

Mico

 

 

全米ヨガアライアンス認定ヨガインストラクター 中村 美日子
Bijyuアンバサダー
全米ヨガアライアンス認定ヨガインストラクター

中村 美日子

ヨガの素晴らしさを伝えたい想いから、ハワイへ単身留学し200時間のトレーニングを経て、全米ヨガアライアンス認定ヨガ講師RYT200を取得。 手軽に身近にヨガができるよう、出張ヨガ専門スタジオLovePranaYogaを始めました。学校やオフィス、病院などでのイベントヨガも承っております。
出張ヨガ専門スタジオLove Prana Yoga札幌
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http://www.lovepranayoga.com/