顔が老けて見えるポイント〜大切なのは原因をしること〜 第12回老けて見えるポイント〜「お顔のケアをするということ」

老けて見えるポイント「お顔のケアをするということ」

老けて見えるポイントをいくつかこれまでに書かせていただきました。 今回はこのポイントを理解したうえでおこなう自分に対する「お顔のケア」についてです。

まずはしっかりと自分自身の顔をよく知る。
老けてみえるポイントを理解する。
そして「お顔のケア」をしていく。
これが一番の良い流れです。

その「お顔のケア」をしていく上で1番大事なことは「客観的にお顔のケアをする」ということです。
何故かというと、自分の顔は自分の眼で見ている時間は一日の中でほんの僅かです。 もちろん中には四六時中見ていますよという方もいらっしゃると思いますが。。。(それはとても素晴らしいことです) 例えば、朝起きて歯を磨くとき、外出時にお化粧室に入るとき、就寝前のお顔のお手入れの時、などなどこのような時間をあわせても数十分にしかならないでしょう。










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そして、人が起きている時間のほぼ17時間くらいは家族や友人、職場の人、またはよく知らない他人、通りすがりの人たち、この方達がみんなあなたの顔を見ているのです。

その人たちよりも多くの時間を自分の顔を見るのはとても難しいです。 ですから自分の顔をよく見たり、手をかけたり、トラブルをおこしたり老化したりしてきているならばその原因をしっかりと理解すること。

少しでも「お顔のケア」をすることは服装、髪型と同じように最低限のマナーなのです。

思っている以上に人間の顔を変えられますし、キレイに若々しくいることは出来ます。
自分の顔は自分の物。
ですが、対人に向いているものです。

現実は若々しく美しい方が良いものです。
しかし、少しでも諦めず老けるポイントを確認し、見つめながら「お顔のケア」をしていく。
そのことが、周りの気分を良くさせたり、自分の気分も良くなることに繋がるのです。

「客観的にお顔のケアをしていく」ということの結果は数字にも出ないし、多くの人は言葉には出してくれないし、よくわからないものですが必ず結果はあります。 本当のところ私はその結果というのは気づかないのも含めると大変大きなものを得ているものだと思っています。 そして、それは「お顔のケア」のみならず「身体全体」「心」「生活環境」など様々なことに同じく言えることです。

老けるポイントの原因を知るということは幸せや楽しさを得る第一歩です。 そして私はこれからも、少しでも力になれたらいいなと思っています。
コラムは今回で最終回となります。長い間おつきあいいただき本当にありがとうございました。

フィルドリップサロン オーナーエステティシャン 小柳亜紀
監修
フィルドリップサロン
オーナーエステティシャン

小柳 亜紀

1996年広告代理店から独立し起業。2001年fildlipにてインストラクターのディプロマを取得。
2002年フェイシャル専門のエステティックサロン「fildlipサポートサロン円山店」をオープン。
2003年「fildlipサポートサロン狸小路店」として中央区狸小路に移転。
フェイシャル専門のエステティシャンとして、あらゆる肌トラブルに対応してくれるお肌のスペシャリスト。
15年以上通い続けるゲストがいるほど、技術同様キメ細やかな接客に定評がある。