トータルビューティーサロン ヴィラ オーナーセラピスト 大場 理恵 連載コラム 第12回 知ってましたか?静電気が体に及ぼす影響とは?Part2

知ってましたか?静電気が体に及ぼす影響とは?Part2

前回は、静電気が起こす悪影響についてお話をしました。今回は、『静電気体質』になってしまう原因、改善・予防策についてお話をしたいと思います。
前回もお話をしましたが、人は心臓や脳、細胞レベルでの活動に血液や体液と同じようにとても微弱な電気が流れています。
通常の健康体は「バチッ!」という静電気が起こる前に自然に放電しているはずが、体に流れる微弱な電気が滞ってしまうと静電気として帯電し「不健康」ということになるため、静電気を起こしている人はそれだけ体に悪影響を及ぼす要因を蓄えてしまっていることになるのです。

では電気の流れを滞らせる原因とは一体どのような原因があるのでしょうか?

・ストレスを溜めこんでしまう
・タバコ、アルコールを摂りすぎている
・食生活のバランスが乱れている
・水分(ミネラル)をあまりとらない
・睡眠不足、寝だめをする
・肌や髪が乾燥している
・化学繊維素材の服をよく着る
・電化製品に囲まれた生活(パソコン、携帯など
 過剰に使用する)
・環境(大気汚染・紫外線・電磁波・化学物質)

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体の電気は、ストレスや環境から体に流れる電気が滞って静電気として帯電します。それが体を流れる電気を阻害する要素となり、血液や体液と同じように流れる電気の流れを弱めてしまうのです。電気の流れが弱くなると、体力が低下して体へ様々な悪影響を及ぼしてしまうのです。
特に『ドロドロ血』が続いてしまうと、血液が酸性に傾き、「−(マイナス)」の電気を持つことができなくなって余計に「+(プラス)」の電子を帯びてしまい静電気が起こりやすくなるのです。
体が酸性化してしまうと、体内のイオンバランスが崩れ『ドロドロ血』となり、静電気を感じやすくなるだけではなく、動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞・狭心症などの生活習慣病の恐れも出てくるのです。
健康的な人の体内(血液)や皮膚表面は、「弱アルカリ性」とされており、『静電気体質』の人はこれが逆転している為、様々な悪影響な要因を引き寄せてしまっているのです。

ジャンクフードを頻繁に食べる、煙草、アルコールを摂りすぎる、パソコンに長時間向かう、寝すぎなどは静電気が溜まりやすくなり、活性酸素を多く発生させてしまう原因となります。
私たちを取り巻く環境やストレスは、便利さと引き換えに人の健康に悪影響を与える条件が揃っていることは間違いありません。

では、具体的な予防・改善方法はどのようなことがあるのでしょうか?
『静電気体質』から『自然放電体質(アース)』に戻すことで体内のイオンバランスを整え、放電できる体質になってゆけるのです。
・健康的な生活習慣に切り替える
・ストレスを少なくする
・加湿対策
・水分(ミネラル)補給
・睡眠、適度な運動
・食生活の見直し(海藻、雑穀、野菜摂取)
・自然とふれあう(ガーデニングや畑など土を触る)
アース方法はいろいろとあります。静電気を溜めこまないように、このようなことを極力習慣化していくことをおすすめしたいです。

何事にも『ほどほど。。』が大切で、良いことも悪いことも『度が過ぎる』ことに注意を払い生活していくことが、体にとって一番良いことになるのかもしれませんね。


トータルビューティーサロン ヴィラ オーナーセラピスト 大場 理恵
監修
トータルビューティーサロン ヴィラ
オーナーセラピスト 

大場 理恵

札幌の大手サロン勤務後、自分自身がより近い距離でお客様と向き合うことがキレイへの近道と考え、トータルビューティーサロンを2004年開業。
全国でも珍しいイオン棒を使った施術が好評を呼び、2013年には東京店をオープン。
サロンワークの他、美容コラムの執筆・イベント出演など幅広く活動。